2024年10月19日 / 最終更新日 : 2024年10月19日 ta6kajya は行 花 折(はなおり) 花盛りの庭を持つ住職は寺内が荒らされては迷惑と考え、《花見禁制》と修行僧の新発意(しんぼち)に言い付けて外出します。留守を預かる新発意のもとへ花見の一団が訪れますが、中へ入れずに門前で断ると、旦那衆は塀越しに外から桜を愛 […]
2023年11月7日 / 最終更新日 : 2023年11月9日 ta6kajya は行 骨 皮(ほねかわ) 隠居として身を引いた住持(住職)は、寺の運営を修行中の新発意(しんぼち)に託します。檀家衆への気配りを忘れぬよう言い付けられた新発意のもとへ、一人の檀家が傘を借りに訪れます。新発意は住持の訓示と寺を任された嬉しさもあって […]
2020年7月27日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 ta6kajya は行 福の神(ふくのかみ) 毎年年の暮れに大社を訪ねる二人の信仰者。今年も連れ立って参詣すると、これを見守っていた福の神が降臨します。熱心に参拝を重ねる二人に対して、今後豊かな暮らしを続けるための秘訣をと、神は訓示を述べますが・・・。 狂言には福の […]
2020年7月27日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 ta6kajya は行 博奕十王(ばくちじゅうおう) 近年は人間が賢くなったために地獄に落ちる罪人も少ない中、閻魔大王一行は自ら六道の辻へ出向いて、死者を地獄へ引き連れようと待ち構えます。そこへ生前金品財産を散々に巻き上げてきた博奕打ちが通り掛かり捕らえますが・・・。 《六 […]
2020年7月27日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 ta6kajya は行 二人袴(ふたりばかま) 舅(義父)との面会《聟入り》を果たすよう子(聟)に勧めた親(実父)ですが、作法や心得について心許無いと先延ばしを提案される始末。そこで親は子の不安を取り除きながら宥めて促しますが、子から舅の家までの同行を求められて・・・ […]
2020年7月27日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 ta6kajya は行 富士松(ふじまつ) 召使い(太郎冠者)が無断で旅に出掛けていたと知った主人は、懲らしめのため自宅を訪ねますが、信心深く富士禅定(富士詣)をしていたと知って赦し、富士山の様子を尋ねながら召使いが手に入れてきた富士松(=唐松の別称)を所望します […]
2018年9月14日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 ta6kajya は行 髭 櫓(ひげやぐら) 洛中一番の大髭を持つ男が、その髭を見込まれて大嘗会での鉾の大役を担う事になります。晴れの儀式を控えて妻に身嗜みを頼みますが、妻にとっての髭はむさ苦しいばかりの疎ましい象徴。その上衣装を用意する金策もないと断られると・・・ […]
2018年9月14日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 は行 吹 取(ふきとり) 未だ定まる妻を持たない男は、願掛けに清水の観世音を訪ねて一夜を過ごします。すると『八月十五夜に五条の橋へ出掛け、月と共に笛を吹け。その音に惹かれて女性が一人現れるであろう。』と夢のお告げを授かります。ところが男は笛を持た […]
2018年9月14日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 は行 引 括(ひっくくり) 日ごろから妻の態度や振舞いを疎ましく感じていた夫は、暫らくの間里帰りをしてはと妻に提案します。しかし夫の本心を察した妻は、暇の印となる物を夫に求めます。夫は布袋を渡して「この中に好きな物を入れて持って行け。」と応じると・ […]
2013年1月7日 / 最終更新日 : 2024年9月25日 ta6kajya は行 盆 山(ぼんさん) 近年世間では盆山が大流行。男も所有はしているものの今一つ気に入った盆山がありません。また知り合いの主人は豪華な盆山をいくつも所有しているとの事。男は一計を案じて、その知人宅の屋敷へ夜な夜な忍び込み、好みの盆山を無断で拝借 […]