盆 山(ぼんさん)

登場人物
盗人・家主
上演時間
約15分 (解説付き実演 約30分)
近年世間では盆山が大流行。男も所有はしているものの今一つ気に入った盆山がありません。また知り合いの主人は豪華な盆山をいくつも所有しているとの事。男は一計を案じて、その知人宅の屋敷へ夜な夜な忍び込み、好みの盆山を無断で拝借することに・・・。

盆山とは平たいお盆を下地にして、盆栽に似た鉢植えや箱庭のような物で情景を象ったものです。
狂言の基礎的な演出(特徴)が多く取り入れられていることから、学校公演などで部分解説を交えながら上演する事もあります。

(注)ストーリーの進行上、「柿山伏」と共通する部分を含みます。