2013年1月7日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 ta6kajya か行 蚊相撲(かずもう) 召使いを一人しか持たない大名。新たな家臣を召し抱えよう思い立ち、唯一家来の太郎冠者を遣いに出します。太郎冠者は海道(街道)で道行く男に声を掛け、連れて帰り大名と面会させます。家来の嗜みとして、この男は相撲が得意と伝えると […]
2013年1月7日 / 最終更新日 : 2024年9月25日 ta6kajya か行 蝸 牛(かぎゅう) 祖父に更なる長生きをしてもらおうと考えた主人は、長寿の薬にもなるという『蝸牛(かたつむり)』を捕ってくるよう、太郎冠者(召使い)に命じます。 蝸牛がどのようなものかも知らない太郎冠者は、藪に行けば必ず見付かるもので腰に貝 […]
2013年1月7日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 か行 柿山伏(かきやまぶし) 永年の修行の帰り道、喉の渇いた山伏(=修行僧)は道端に広がる柿畑を見つけます。苦心の末になんとか木に登って柿を無断で食べ始めると、そこへ柿畑の持ち主が通りかかり見つかってしまいます。枝の木陰(こかげ)に隠れますが、畑主に […]
2013年1月7日 / 最終更新日 : 2022年4月28日 ta6kajya か行 鏡 男(かがみおとこ) 訴訟事があって長らく都に滞在していた男。やっと帰国の運びとなり、故郷(越後国)へ残してきた妻へ、何か土産になる物はないかと街道を訪ね歩きます。通りがかりの道具屋で見慣れぬ物を目にした男は、「女性ならば誰しもが持っているべ […]