2013年1月8日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 さ行 宗 八(そうはち) 有徳人(主人)が僧侶と料理人を雇おうと高札を掲げます。そこへ出家した元料理人と料理人になった元僧侶が雇われに訪れ、それぞれ仕事を云い付けられます。しかし互いに不慣れな二人は、相談の上仕事を取り替えることとなりますが・・・ […]
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 さ行 墨 塗(すみぬり) 訴訟事のため永らく都に滞在していた田舎大名は、訴訟も無事に済み近々帰郷することとなりますが、在京中に親しくなった女のもとへ、召使いを伴って別れの挨拶に立ち寄ることに。暇乞いの事実を知らされた女は、別れを惜しんで泣き始めま […]
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 さ行 酢 薑(すはじかみ) 都の祗園会へ商売に出掛けた摂津ノ国の薑売りは、道中和泉ノ国堺の酢売りと出会います。互いに商売物の自慢と由来を披露し、更には商売物に掛った秀句(洒落句)を云いながら商いを始めます・・・。
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 さ行 素袍落(すおうおとし) 伊勢参りを思い立った主人は、かねてより参詣希望のあった伯父を誘うため、召使(太郎冠者)を遣いに出します。伯父には生憎先約があって同行は出来ないものの、折角訪ねて来た太郎冠者に対して門出の祝いと酒を振舞い、自分の代参を頼ん […]
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 さ行 痺 (しびり) 急な客人を接待するため、主人は召使いに酒の肴を買ってくるようお遣いを命じます。いつも扱き使われている召使いは、嫌気と怠け気分から、足が痺れて動けないのでお遣いに行けないと嘘をつき・・・。
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2021年6月10日 さ行 清 水(しみず) 近年世間では茶会が流行(はや)っています。主人も流行に乗って茶会を開くにあたり、使用する水(=湧き水)を汲んでくるよう召使いに命じます。召使いは日頃からあれやこれやと用事を遣わされていて気が進まないので、清水へ行くと鬼に […]
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 さ行 猿 聟(さるむこ) 吉野山に住む聟猿が姫猿や大勢の供猿を伴って、嵐山の舅猿の処へ聟入り(新婚の挨拶)に出掛けます。舅との対面を果たした一行は、酒を振舞われたり舞を披露したりと祝いの宴になり・・・。
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2023年7月4日 ta6kajya さ行 佐渡狐(さどぎつね) 都へ年貢を納めに出掛けた佐渡と越後の百姓が、道中偶々出合い同行の運びとなります。国向かいに位置する両人は、道中佐渡に狐が存在するかしないかで言い争いになり、自身の小刀を賭けて奏者に判定してもらう事となります。事実、佐渡に […]
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 さ行 薩摩守(さつまのかみ) 東国の新発意(しんぼち=若い修行僧)が住吉天王寺へ参詣する途中、一軒の茶屋に立ち寄り休息します。茶代も持たずに一服した新発意に茶屋は道中を案じ、この先にある大河神崎川の渡し舟に乗るには、かなりの船賃を支払わないと乗せても […]
2013年1月8日 / 最終更新日 : 2020年7月27日 さ行 賽の目(さいのめ) 美人の一人娘を持ったと自負する親が、娘の連れ合いを探すため算用に達した者(計算力に優れた者)を聟にしたい、という条件を出して募集します。これを知った候補者が次々と親もとを訪ねますが、『五百具の賽の目の数はいくつか?』との […]