大野 弘之

大野 弘之(おおの ひろゆき)

名古屋大学在学中、学生サークルで狂言に親しみ、学生能などに出演する。卒業後も修行を重ね、狂言師としての道を歩んで来た。開業医のかたわら往診ならぬ舞台に駆けつける日常である。医学博士の肩書きをも併せ持つ異色のベテラン狂言師。

重要無形文化財総合指定保持者。

2019年より 狂言共同社代表。

2021年 高齢により能楽協会などを退会し、舞台活動からは勇退。

【生年月日】1935年(昭和10) 2月24日
【師事】三世井上菊次郎
【初舞台】「三人片輪」アド(1957年)
【披き】三番叟(1968年)・釣狐(1984年)・翁付面箱持(1985年)
【会員歴】(公社)能楽協会、(社)日本能楽会
【座右の銘】人はひとりで生くるにあらず

大野 弘之

大野 弘之

大野 弘之(右) 狂言「蚊相撲」

大野 弘之(右)
狂言「蚊相撲」