秀句傘(しゅうくがらかさ)

登場人物
大名・太郎冠者・坂東方ノ者
上演時間
約30分
秀句とは機知に富んだ秀逸な句(洒落句)の事で、室町時代に流行していました。この流行に乗り遅れまいと考えた大名は、秀句を教わりたいと思い付き男(板東方ノ者)を雇います。この男は以前傘張りの仕事をしていたと云い、傘にまつわる秀句が得意という事で・・・。

折角秀句を習っても理解できない大名のもどかしさ、秀句に対する反応の示し方が笑いを誘います。