金津地蔵(かなづのじぞう)
越前の国金津の男が、在所で建立した持仏堂に安置する地蔵を求めて京の都へやってきます。
都の賑やかさになかなか仏師を探せない男の元へ、都の素っ破(詐欺師)が近づき自ら仏師であると偽って口八丁手八丁で契約を結び、金を騙し取ろうと企てますが・・・。
田舎者が都で騙されるという演目は、「末廣かり」「仏師」など数多く残る狂言のテーマの一つですが、本曲は一工夫、子どもが地蔵に化ける事によって騒動に発展する可笑しみを秘めています。子方の活躍に乞うご期待。
越前の国金津の男が、在所で建立した持仏堂に安置する地蔵を求めて京の都へやってきます。
都の賑やかさになかなか仏師を探せない男の元へ、都の素っ破(詐欺師)が近づき自ら仏師であると偽って口八丁手八丁で契約を結び、金を騙し取ろうと企てますが・・・。
田舎者が都で騙されるという演目は、「末廣かり」「仏師」など数多く残る狂言のテーマの一つですが、本曲は一工夫、子どもが地蔵に化ける事によって騒動に発展する可笑しみを秘めています。子方の活躍に乞うご期待。