轍 (わだち)

登場人物
召使い・肥後の石工頭・安芸の土方頭
上演時間
約25分

やまかわさとみ氏作   名古屋開府400年記念事業

清須の御城下に名古屋遷府の高札が上がった。城はもとより寺・神社・橋までも解体し、役人町人打ち揃ってまるごと引っ越すてんやわんやの有様を、主人の命で見物に出かけた太郎冠者。美濃街道では、加藤清正の配下の石運びに巻き込まれ、庄内川の渡船では、五条橋の擬宝珠を運ぶ福島正則の手下も道連れに。三人は何かと揉めながらも、それぞれの主人の自慢話に花を咲かせて意気投合。一路名古屋に到着すると、堀川の祝い酒に酔い、清正の石曳きで先導役を務めて、新しい都市へ希望を抱く。そこで太郎冠者は、躊躇する主人に「清須越し」を進言しようと決意した。

《新しい都市づくり》をテーマに、名古屋開府400年を記念した狂言会において初演されました。

平成22年11月6日   清須越四百年記念狂言会   於/名古屋能楽堂

                    主催/清須越400年事業ネットワーク

平成23年5月14日   太閤まつり前夜祭      於/中村区豊國神社境内   

                    主催/豊國神社

平成25年4月 6日   なごや堀川狂言会    於/名古屋能楽堂

                    主催/堀川ライオンズクラブ

◆初演時配役

清須の太郎冠者/佐藤 友彦   肥後の石工頭/佐藤  融   安芸の土方頭/今枝 郁雄