附 子(ぶす)

登場人物
主人・召使い二人
上演時間
約25分

主人は外出するにあたり、二人の召使いに附子を預けて、「これは吹く風に触れるだけでも滅却(=死)に値するほどの猛毒だから、注意しながら留守番をするように」と云い付け出掛けます。残された召使いは怖々見張りながらも、段々と中身が気になって・・・。

本来は『毒』と書いて「ぶす」と読みます。現在では「附子」のほか「不須」の表記が伝承される流派もあり、また演出面でも両冠者の立ち位置が逆であったり、ぶすの食し方にも流儀・流派によって特徴の挙げられる演目です。

かつては小学6年国語(光村図書刊)の教科書で、現在は小学5年(教育出版刊)の教科書で取り上げられ、《狂言と云えば附子》と真っ先に思い浮かぶほどの人気作です。