寝音曲(ねおんぎょく)
前夜酔い紛れに小唄を唄っていた召使い(太郎冠者)。それを偶々聞きつけた主人は、自分の前で唄ってみよと命じます。太郎冠者は今後も度々唄わされては迷惑と考え、「酒を呑まねば唄えない」「女の膝枕がないと唄えない」などと次々に条件を付けて・・・。
主人と太郎冠者の駆引きが見どころです。横になって調子良く唄う様は、演者の技量が試される聞きどころにもなっています。
前夜酔い紛れに小唄を唄っていた召使い(太郎冠者)。それを偶々聞きつけた主人は、自分の前で唄ってみよと命じます。太郎冠者は今後も度々唄わされては迷惑と考え、「酒を呑まねば唄えない」「女の膝枕がないと唄えない」などと次々に条件を付けて・・・。
主人と太郎冠者の駆引きが見どころです。横になって調子良く唄う様は、演者の技量が試される聞きどころにもなっています。