萩大名(はぎだいみょう)

登場人物
大名・召使い・亭主
上演時間
約30分

訴訟事のため永らく在京していた田舎大名は、訴訟も無事に済み近々帰国することとなります。都の名残に遊山に出掛けようと召使い(=太郎冠者)に相談します。召使いは、宮城野の萩が盛りの庭見物を提案しますが、その庭の持ち主は大の当座好き(=即興の和歌を詠むこと)で、見物客に所望すると云います。歌を詠む嗜みのない大名に、召使いは一計を案じ、和歌のカンニング法を伝授するのですが・・・。

無教養な大名を風刺しつつも、無邪気で稚気あふれる姿を描き、従順な召使いとのやりとりが滑稽に展開される作品です。