四世 井上菊次郎(祐一)
四世 井上菊次郎(いのうえ きくじろう)
本名:祐一。
狂言共同社 前代表。
20代からの約20年余、東京でも舞台生活をすごし、地の芸風をも身につけた。
佐藤友彦とともに狂言「鳳の会」を結成、意欲的活動を展開した。
狂言界の指導的立場にあったが、2009年病気療養により舞台活動からは遠ざかり、社中の運営や後進の指導に力を注いだ。
約10年の療養生活の末、2018年12月5日没(享年77歳)。
【生年月日】 1941年(昭和16) 9月11日
【続柄】 三世井上菊次郎長男
【師事】 父
【初舞台】 「靱猿」小猿(1948年)
【披き】 翁付面箱、千歳、三番叟、奈須與市語、金岡、釣狐、花子、庵梅(2007年)
【襲名】 2005年 四世菊次郎を襲名
【受賞】 名古屋市芸術特賞(2006年度)
*父の三世菊次郎(1980年度)と親子二代で受賞
【会員】 (公社)能楽協会・日本能楽会。
愛知芸術文化協会(ANET)
【公職】 能楽協会名古屋支部副支部長を経て、
2009年4月より名古屋支部長。(一期1年)
2010年4月より同支部相談役。
(財)名古屋市文化振興事業団理事
愛知芸術文化協会(ANET)理事
【歴任】 社団法人 日本能楽会理事
中京テレビ番組審議委員会委員(2010年3月まで)
和泉流職分会代表幹事(2011年3月まで)