斎宮奉納薪能〔三重・明和町〕
演目の題材となった歴史がある土地で、無形文化財保持者 観世喜正が「野宮」の演目を舞う。
その昔、伊勢神宮へと仕えた皇女「斎王」は斎宮へ向かう前に身を清めるため京都の嵯峨野にある「野宮」に籠っていました。斎王制度が廃止されると「野宮」は廃墟となりその廃れた様子からいつしか「野々宮」と呼ばれるようになりました。現在も史跡「野々宮跡」の名で町内に残っています。
斎王がかつて身を清めた野々宮跡を舞台として平安古典文学の源氏物語の世界が交錯する能演目「野宮」を平安時代の復元建物、さいくう平安の杜にて公演予定です。
開催概要
公演日 | 2024年11月4日(月) |
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会場 | さいくう平安の杜 〔三重県多気郡明和町斎宮2800〕 |
演目
狂言「棒 縛」 | 井上松次郎/鹿島 俊裕/井上 蒼大 |
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能 「野 宮」〔観世〕 | 観世 喜正 ほか |
お問い合わせ
近鉄斎宮駅史跡公園口から徒歩5分・玉城ICから約30分