若 市(にゃくいち)
寺の住僧が道で若い尼僧の若市に出会います。若市はこれから向かう寺の稚児や檀那衆に進上するための花を持参していますが、住僧は何かと言い掛かりをつけて、この花を若市から毟り取ります。怒った若市は辺りの尼僧達を引き連れて・・・。
本曲は人間関係の間に生まれる優劣(立場)の逆転を主眼とし、傲慢かつ横暴な男性に対しても怯まずに団結して対峙する女性像を描いています。
類曲に「髭櫓」がありますが、いずれも上演機会の稀な大勢物の演目です。
寺の住僧が道で若い尼僧の若市に出会います。若市はこれから向かう寺の稚児や檀那衆に進上するための花を持参していますが、住僧は何かと言い掛かりをつけて、この花を若市から毟り取ります。怒った若市は辺りの尼僧達を引き連れて・・・。
本曲は人間関係の間に生まれる優劣(立場)の逆転を主眼とし、傲慢かつ横暴な男性に対しても怯まずに団結して対峙する女性像を描いています。
類曲に「髭櫓」がありますが、いずれも上演機会の稀な大勢物の演目です。