夷大黒(えびすだいこく)

登場人物
夷・大黒・男
上演時間
約20分

河内國交野に住む男が、不遇もあって比叡山の大黒天と西宮神社の夷三郎を参詣し豊かに暮らせるようにと祈誓を掛け、両神が我が家を訪ねてくれるように勧請します。家に注連縄を張って待ち受けている処へ夷・大黒の両神が現れ、自ら各々の有難い由来や謂れを語り・・・。信心深い者の前へ神が現れ、何事か訓示を述べて天上界へ去り行くという構成で、『福神狂言』と称され信仰心を顕した作品です。類曲に「福の神」や「夷毘沙門」があり、ほのぼのと目出度く正月に相応しい演目です。